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2024年2月19日
雪の日の外壁塗装
外壁塗装工事において、避けて通れないのが天候による障害です。外壁塗装を行うには条件があり、雨や雪で塗装工事が行えない場合があります。
香川県ではあまり雪が降ることはありませんが、雪や気温の低さが原因で施工ができなかったり、春まで施工が行えなかったりする地域もあるため、お住まいの地域によっては工事がスムーズにいきません。
今回は雪の日の外壁塗装の注意点についてご紹介します。
冬の外壁塗装の注意点
気温5度以下は工事負荷
塗料は、ある程度気温が低くても使用には問題ありませんが、気温がマイナス5度以下になると工事自体を中断しなくてはなりません。
液状の塗料は、低すぎる気温の中で使用すると、凍って外壁や屋根にしっかり密着できなくなってしまうため、通常通りの効果を発揮できなくなります。
また、湿度が85%以上で塗装をすると色ムラや水分と塗料が混ざってしまい塗った際に膨れてしまうことや塗装が剥がれてくることがありますが、冬は基本的に乾燥しており、平均50%前後になるため、湿度の心配はほぼいりません。
職人の安全上の問題
雪がもし降っている場合、足場にも雪が付着していたり、屋根にも雪が残っていたりします。
そのため、職人さんの安全上の問題からも作業を行うべきではありません。
雨でも足場で滑ってしまう危険性もあるくらいですから、雪の場合には、さらに危険度が高くなります。
たまに、足場から職人さんが落下するという事故があるように、非常に危険が伴う作業のため、雪が降る日は絶対に作業は行いません。
乾燥する時間が必要
塗装工事中に雪が降った場合は作業を中断します。雪が外壁に付着していると溶けて水分がでます。外壁塗装では、この水分は必ず乾かした上で塗装をしないといけません。
外壁が濡れた状態のまま塗装をすると外壁と塗料が密着できず、施工不良になる恐れがあります。そのため、雪が降った後もしっかりと乾燥させる必要があり、雪が途中で止んだとしてもしばらくは塗装を行うことはできません。
デメリット
暖房器具が一時的に使用不可
外壁塗装工事中は、エアコンの室外機が一時的に外されたり、養生用のカバーで完全に覆われたりすることがあります。
また、ガスの給湯器も、日中の作業中は養生シートで覆われますので、お湯や温水式床暖房が使用できなくなります。
業者によっては、塗装作業中も暖房器具が使えるように養生を工夫してくれることがありますが、電気式のヒーターやホットカーペットなどを、自分たちであらかじめ準備しておくことをおすすめします。
工事期間が長くなる
冬の塗装工事で最も厄介なのが、日照時間が短いために、1日に施工できる時間が限られているということです。
そもそも太陽が出ている時間が短いため、冬場は、安全に作業が行える時間帯が少ない季節です。また、気温も冷える地域にお住いの場合には、やはり工事がストップしがちですので、スケジュール通りにはいかないことが多いです。
メリット
空気が乾燥している
一年の中で湿度が高くなりやすい梅雨や夏は、雨が降ると80%付近まで湿度が上昇するため、塗装が行えなくなることがあります。
そのため、空気中の湿度が低く、乾燥している冬は、気温の低さで乾燥に時間がかかる点を除けば、塗り替えに適した季節でもあるのです。
スケジュールが立てやすい
冬は、地域にもよりますが、一年を通して比較的雨が少ない季節です。
そのため、梅雨や夏場のように突然の雨による作業の中断や、長期間の工事延期が発生しにくく、天候や気温の変化さえ予想できていれば、スムーズな工事予定を立てることも不可能ではありません。
日照時間の短さから作業効率が落ちる点も、もとから期間が長くなることを納得していることを踏まえているとストレスの感じ方はまったく異なります。
まとめ
屋外作業である外壁塗装工事は、雨や雪などの天気だけでなく気温や湿度にも注意しながら、作業を進めなければなりません。
季節ごとのメリット・デメリットに振り回されることなく、どのような作業環境化でも、施工方法を工夫して適切な工事を行う業者に塗装を依頼しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2024年2月15日
外壁塗装をしないリスク
「外壁塗装を勧められたけど、本当に必要?」「高いお金を払ってまで外壁塗装をする意味がある?」と疑問をお持ちの方が多いと思います。
しかし、日本の住宅で使用されている外壁のほとんどは外壁塗装を必要とします。外壁塗装のメンテナンスをしないと劣化が進み、外観だけでなく、雨漏りを引き起こしてしまう可能性があります。
そこで今回は、外壁塗装のメンテナンスをしない場合に起こり得るリスクと、塗装のタイミングについてご説明します。
外壁塗装が必要な理由
美観の保持
外観は時間が経つにつれ、汚れや傷みが目立ち、どんどん劣化していきます。しかし、塗装をすることによって美しく、新築のような外観にすることができます。
外壁材を長持ちさせる
経年劣化は外壁材の防水性が失われているサインです。そのため、劣化を放置し続ければ次第に外壁材に雨水が染み込み、劣化、腐食していき、早々にだめになってしまいます。外壁塗装をすると防水性を維持でき、外壁材が長持ちします。
住宅を長持ちさせる
外壁材に染み込んだ雨水がさらに内部まで浸透してしまうと、雨漏りやカビ、シロアリが発生する可能性も十分あります。
こうなると、住宅の寿命が短くなってしまいます。また、外壁塗装工事だけでは対処しきれず、 さらに多額の工事費用がかかるようになります。
住宅の資産価値を保つ
外壁塗装をして外観を美しく保ち、外壁材や住宅がダメになるのを防ぐということは、住まいの資産価値を守ることにも繋がります。住まいを売却したいとなった時に、定期的に外壁塗装をしている住まいは高く売却できる可能性があります。
外壁塗装をしないと発生するリスク
家の美観が損なわれる
外壁塗装をしないと、家の顔でもある外壁がボロボロになり、家全体の見た目が損なわれてしまいます。
新築時にはきれいな外壁であったとしても、年数が経ち劣化が進むと、色褪せてきます。
さらに、塗装が剥がれてきてしまったりヒビ割れが起きてしまったり、見た目にも 大きな変化がでてくる可能性が高いです。
雨漏りの発生
外壁塗装をしないまま放置すると、雨漏りが起こる恐れがあります。塗装によって、家全体は雨風や紫外線から守られています。しかし、経年劣化によって塗装が剥がれてくると、雨水が住宅内部に染み込んでいきます。雨漏りは、次第に建物内部の柱や土台を腐らせていき、住宅の寿命を縮めてしまいます。
シロアリの発生
雨漏りが起きてしまうと、二次被害としてシロアリが発生する可能性がでてきます。シロアリはとくに水分を含んだ木材を好むため、雨漏りによってシロアリを呼び寄せてしまうのです。
シロアリは、建物内部の木材を食い荒らし、そして食い荒らされた部分が空洞となり、建物の耐震性がなくなり、最悪の場合、住宅が倒壊する危険性があります。また、倒壊するまで至らなくても、大規模な工事が必要になり、大きな費用がかかります。
メンテナンスのサイン
以下の劣化症状が現れている場合、外壁塗装のタイミングを迎えている可能性があります。
・チョーキング(手で外壁を触ると粉がつく状態)
・色褪せ
・0.3㎜以上のひび割れ
・コケやカビの発生
・塗装の膨れ、剥がれ
・サビの発生
ご自身で劣化症状かどうか判断できない場合は、塗装業者に見てもらうことをおすすめします。
まとめ
外壁塗装をしないことで発生するリスクをご紹介しました。外壁塗装をしないまま住宅の劣化が進むと、修繕に多額の費用がかかることになります。
少しでも外壁の劣化症状が気になったり、劣化しているかどうかわからないなど、外壁のことでお悩み事がある方はぜひ、プラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:外壁
2024年2月8日
瓦屋根・漆喰補修の重要性
漆喰とは、瓦屋根の頂部にあたる棟の土台部分に詰められている、石灰でできた白い溶剤のことです。防水効果や接着効果、防火効果などのメリットから、屋根以外に外壁塗装や天井などにも使われることがあります。
しかし、経年劣化によって屋根の漆喰が剥がれてしまい、これを放置しておくと雨漏りなどの原因になります。今回は漆喰補修の重要性についてご紹介していきます。
漆喰の役割
漆喰の歴史は、5000年以上も前から世界中の様々な建築物に使用されて、日本の伝統的な家屋の壁やお城などにも利用されています。
屋根の漆喰は、屋根の棟と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土(ふきつち)を雨風から守り、替え瓦と瓦を接着させる目的で漆喰が塗られています。
漆喰の剥がれる原因
漆喰とは石灰にふのり・粘土を混ぜた自然由来の素材です。外壁にも使用されるように呼吸できる素材として調湿効果と耐火性が高いものです。しかし、漆喰は屋根の頭頂部にあり、雨風の影響を受けやすく、地震や気温が激しく変化する環境に置かれることでひび割れなどが起こってしまいます。
漆喰が剥がれると…
棟の台土の流出
漆喰が剥がれてしまうことで屋根の中で一番大切な棟の台土が雨風に打たれ、流出してしまいます。漆喰で台土をしっかりと保護することで屋根の耐久年数はかなり変わってきます。瓦自体は35年~60年とかなり耐久性があるため、こまめに漆喰の補修を行えば屋根の耐久年数はかなり延びます。
瓦のずれ
棟には瓦が積み上げている場合が多く、その瓦のズレなどから棟の中に雨水が侵入し、侵入した雨水は赤土を湿らし風化させます。その結果、瓦への接着力がなくなり、また瓦がずれる、といった悪循環が起こります。
雨漏り
最後に出てくる症状として、室内への雨漏りです。雨漏りするということは、どこかに必ずひび割れや穴あきがあり、家屋内部の木材などを通過しています。
そのため補修する際には、瓦をすべて取り外してから行う「葺き直し(ふきなおし)」や、全面張り替えをする「葺き替え(ふきかえ)」が必要になる可能性があります。
漆喰からの浸水が原因だとしても、漆喰を補修するだけでは解決しません。
補修方法
漆喰の詰め直し
漆喰の補修方法には、詰め直し工事が行われます。古い漆喰をハンマーで叩いて剥がし、棟の土台である葺き土を綺麗に整える作業をします。
そのうえで専用のコテで新しい漆喰を詰めます。この工事では屋根の頂上部分にある棟瓦を外す作業を伴わないので、補修費用は最小限に抑えられます。
積み直し
地上から見ただけでも明らかに瓦がずれているケースでは、周辺の漆喰が剥がれてほとんどが失われている可能性があります。これはかなり重度な劣化なので、一度、棟瓦を取り外した上で、漆喰の詰め直しをしなければなりません。
充填作業が終われば、また棟瓦を元通りに取り付けるという工程も生じるため、詰め直し工事と比較して費用は倍以上になるでしょう。
まとめ
金属瓦やスレート瓦のように定期的な塗り替えを必要としない屋根瓦は、瓦自体の寿命が長く、ほとんどメンテナンスに手がかかりません。
しかし、その土台となる漆喰や葺き土は長期間にわたって雨風にさらされると劣化が進むので、10年に一度はプロに点検を依頼しましょう。
カテゴリ:屋根
2024年2月5日
塗装部位ごとにおすすめの色
外壁塗装をするとき、「どんな色にすればいいんだろう?」と迷ってしまう方は、少なくないのではないでしょうか。また、屋根や外壁以外にも付帯部と呼ばれる雨樋や軒などの色を決める必要があります。
今回は、塗装部位ごとのおすすめの色についてご紹介していきたいと思います。
外壁
外壁に付着するのは、砂やホコリといった黄土色の汚れや、コケやカビなどの緑が混じった薄い茶色の汚れですが、この様な汚れと同化して、最も目立ちにくい色はグレー系の色です。
また、汚れがあまり目立たないアイボリー、ライトブラウン、ベージュ系の色もおすすめです。色褪せが起こりやすい原色の赤や青も、汚れが目立つので、色選びの際には気を付ける必要があります。
屋根
屋根の色で最もおすすめなのは、ブラック、グレー、ブラウン、濃いグリーンなどの暗色系の色です。
暗色系であれば、どのような外壁の色にも馴染みやすく、失敗しにくいです。
また、汚れが目立ちにくいという利点もあります。
景観をきれいに保ちたい場合にも最適のため、色選びに迷ったら暗色系がおすすめです。
軒天
軒天とは、屋根の真下部分にある天井の事で、外壁から外側に出ている屋根の裏側部分の事です。
このような場所は、太陽の光が当たらないので、色が少し暗く見えます。
そのため、立体感のある家にするために、影になる事を考慮して、少し薄めの色にすると良いでしょう。
艶消しの白系か外壁よりも薄い艶消し色にすると、室内から見た場合も建物が明るく見えるのでおすすめです。
雨樋
雨樋の塗装色は、既製品に近い白系、クリーム系、ベージュ系、茶系、黒系がおすすめです。 また、軒樋を破風の色、竪樋を外壁の近似色やベージュ系の色で塗装するのも、洗練されたイメージになるのでおすすめです。
雨戸・シャッターボックス
シャッターボックス・雨戸・戸袋の色は、白系、クリーム系、ベージュ系、茶系、黒系がおすすめです。また、サッシに近い色や既存に近い色で揃えると、建物に一体感が生まれます。
注意点
・素材との相性
付帯部の素材によっては塗装できない場合もあるため、外壁や屋根の色を大きく変える場合は、塗装できない箇所との色の相性を考えながら色選びを行いましょう。
例えば、サッシがアルミでできている場合などの塗装できない素材があります。サッシが白・黒の場合は様々な色に合わせやすいですが、グレー、茶色系のサッシは合わない色があるため十分に注意が必要です。
・配色は2~3色
付帯部にはいろいろな塗装箇所があります。付帯部すべて違った色を選んでしまうと、統一感がなく落ち着きがない印象になってしまいます。軒天の色は外壁に合わせるなど、全体のまとまりを考えながら、2~3色でまとめるのが理想です。
違和感がある場合は、いくつかの付帯部を外壁や屋根と同じ色にすると、全体のバランスを取ることができます。
まとめ
塗装部位ごとのおすすめの色についてご紹介しました。建物全体のイメージ作りに重要な付帯部塗装ですが、外壁に合わせた色を選ぶと間違いありません。色選びやバランスに迷ったら、カラーシミュレーションで必ず全体の調和を確認しましょう。
プラニング・Kでは色選びのご相談も承っております。お悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2024年2月1日
トタン板の外壁メンテナンスはどうすればいいの?
住宅の外壁に使用される外壁材には多くの種類がありますが、その一つに「トタン」があります。
トタン外壁を長く保つためには、その他の外壁材同様にメンテナンスが必要になってきますが、そのメンテナンスはどのようなことを行うのでしょうか?
今回は、トタン外壁の特徴とそのメンテナンス方法について詳しく見ていきましょう。
そもそもトタン板外壁とはどんなもの?
住宅などの外壁に使用されているトタン板は、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した素材です。
非常に軽量なうえ、加工もしやすく安価なことから広く用いられていましたが、近年では防錆性を高めたガルバリウム鋼板が主流となっています。
ガルバリウム鋼板が広く普及する前にはトタンを用いた建物が多く、今現在も多く残っているため、メンテナンスが必要なトタン板外壁も多くあるのです。
住宅外壁に用いられているトタン板の種類をご紹介しましょう。
波トタン板外壁
波トタン板外壁とは、トタン板を波状に加工した建材です。
波状に加工することで、縦方向の強度が高まり、「たわみ」「凹み」を防ぐことができます。
波状に加工する際の波の大きさによりその用途に変化があり、大きな波状は工場や、倉庫。小さな波状は住宅外壁の利用が主流です。
角波トタン板外壁
角波トタンとは、波トタン板と同じようにトタン板を波状に加工した建材です。
波の形状が曲面ではなく、曲げ部分が角になっているのが違いです。
折り曲げて成型されていることから横方向の力に対してもある程度耐えられる耐久性を備えており波板トタン板より破損に強いといえます。
トタン板外壁のメリット・デメリット
トタン板外壁は軽量なうえ加工がしやすく、安価というメリットがありますが、強度がやや低いという点はデメリットといえます。
また亜鉛メッキによる防錆は傷がついた際には鉄よりも先に亜鉛メッキ部分が腐食して内部へのサビの進行を抑えるという働きがあります。
しかしながら傷が大きい場合は進行が抑えられない場合もありますので、サビが軽微なうちにサビ還元剤を塗布し、内部への進行を防ぐことが大切です。
トタン板外壁の塗替え時期は?
チョーキングや浮きサビ、赤サビが発生したとき
チョーキングとは、塗膜表面にチョークのような白い粉が吹き出してくる症状のことを指します。
紫外線などによる経年劣化により塗料の成分を結合させている樹脂がその役割をなさなくなると染料成分が剥がれ落ちることで発生します。チョーキングが起きている状態では塗膜による保護能力はほとんど残っていないと考えて下さい。
塗膜の膨らみは塗膜の奥でサビが発生して塗膜が浮き上がっている症状のことです。既に塗装内部にサビが進行している状態ですので、すぐに塗装を剥がしてサビを除去し、塗装し直して表面を保護する必要があります。表面にサビが発生している場合も塗り直しが必要です。
塗膜に割れ、剥離がみられるとき
塗料の成分によっては、劣化がすすんでも粉状にならずに剥がれてしまうことがあります。
この状態になると塗装の柔軟性が失われており、劣化はかなり進んでいると捉えてよいでしょう。早急な塗り替えが必要です。
塗膜の割れは、剥離と原因は同じですが剥離に比べると劣化度合いはやや少ない状態で発生するため修繕までの時間的余裕はあります。
シーリングの破断、ひび割れがみられるとき
トタン板どうしの隙間やサッシ廻りの隙間には雨水の侵入を防ぐためにシーリングを充填しています。
シーリングは柔軟性に優れ、ゴムのように伸び縮みして隙間を埋めていますが、経年劣化が進むと弾力性が失われるため建物の揺れに追随できなくなり剥がれたり破断したりしてしまいます。
このような状態になると雨水の侵入を防ぐことができなくなってしまいます。早めにシーリングの打替えを行う必要があります。
その他にも、カビや苔が発生していたり、トタン板に凹みや穴が開いている場合は専門業者へメンテナンスの相談をしましょう。
まとめ
サイディングボードが普及したことから、トタン板外壁の住宅は少なくなってきましたが、現在でもトタンを用いた建物は多く残っています。軽量で比較的安価な建材ではありますが、強度がやや低いことからメンテナンスは適切な時期に行うことが重要です。
ご紹介したような症状が見られた場合は、塗り替えメンテナンスの時期といえますので、専門業者へメンテナンスの相談をしてみましょう。
カテゴリ:外壁
2024年1月29日
色の選び術
塗装工事を検討されている方、もう「色」は決まっていますか?
外壁の色は、住宅の外観や雰囲気を大きく左右する重要な役割を担っています。
今回は、そんな外壁塗装のポイントとなる色選びについてご紹介いたします。
色選びの基本
外壁の色を決める際に、好きな色を選ぶということも選択のひとつですが、色の特性や特徴を理解した上で選ぶということもポイントとなります。
デザインに適した色選び
住宅には、伝統的な和風住宅・近年増加した和モダン住宅・洋風住宅とデザインは様々です。
そして住宅のデザインによって色の選択も変わります。
和風住宅では、雰囲気を損ねないよう日本の伝統色を選ぶといいでしょう。
日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため和風住宅の外壁によく馴染みます。
また、和モダンの住宅には、黒やネイビー、ブラウンなどシンプルで洗練された色を選ぶと重厚感のあるお洒落な外壁になります。
洋風の住宅では、柔らかなイメージを崩さないよう、ナチュラルな色を選択し、清潔感のある明るい印象を与えます。
ツートンカラー
ご近所でもよく見かけるツートンカラーの住宅。
2色を使用し色分けをすることで、個性を出すことが可能です。
◇上下で配色
1階部分と2階の外壁で上下に色分けをする一般的に多いツートンカラーです。
上下どちらを濃い色にするかで印象も変わります。
◇縦に色を加える
縦のラインで色を入れることで、差し色としてアクセントになり、縦長効果によって高さも演出できます。
◇部分ごとに色分けをする
玄関やバルコニーなどの凹凸によって色分けをすることで立体感を与え、個性的におしゃれな印象になります。
アクセントカラー
アクセントカラーは外壁全体の色とは異なる色を一部分に使用することで、特定の部分を強調させる効果を持ちます。
例えば玄関部分や窓枠などにアクセントカラーを取り入れることで、住宅全体のデザインにアクセントを加えることができます!
周辺環境との調和
色にはその色が本来持つイメージ、建物やその他の色と調和する性質を持っています。
周囲の環境と調和しない色を選んでしまうと、住宅が浮いてしまったり、調和が損なわれる可能性があります。
周囲の景色や隣接する住宅、自然環境との調和を考慮することで、全体のバランスを保つことができます。
💡ここで重要なのが、景観を壊さない色を選ぶことです。
美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定めている地域があります。その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を既定の範囲で行うことが必要になります。
塗装工事が完了した後に知るということが無いよう事前に確認しましょう。
色選びに迷ったら
■色見本の確認
色選びに自信がない、決められないという方は、見本板で色を確認することをお勧めします。
画像や写真では写り方によって違いが生じてしまうことがあります。
また、室内で蛍光灯の下で見るのと、自然光の下で見るのとでは、明るさや色合いが違うことがあります。
施工業者に塗り板を依頼し、太陽光の下で確認することをお勧めします。
■トレンドに左右されない
使用する塗料にもよりますが、一度外壁の塗替えを行うと、次の塗装は約10年後になります。
トレンドは常に変化し続けます。流行にとらわれ過ぎず、長期にわたり満足できる色を選択することが重要です。
まとめ
外壁の色は外装の大部分を占めるため、家の印象を与える大切な役割を担っています。
住宅の美しさを保ち、個性を引き出し、周囲の環境と調和させることがポイントとなります。
プラニング・Kでは、無料診断&相談を受け付けております。
色に迷ったら、是非一度ご相談ください。
2024年1月25日
外壁の色を変えない塗料~クリア塗料~
外壁のデザインが気に入っている、サイディングボードの柄をそのまま残して塗装したい、という理由からクリア塗料を使用しての外壁塗装を行う方も少なくありません。
上記のような考えの方のためにクリア塗料とは何なのか、メリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います。
クリア塗装
クリア塗装は顔料を含まない無色透明の塗料を使用し、外壁のデザインをそのまま残して、性能や耐久性を高めることを目的とした塗装です。せっかく気に入っている家の外壁を塗装で塗りつぶしたくない、という方におすすめの塗装です。
クリア塗装ができない場合
傷や損傷が激しい外壁
色を付ける塗装であれば、補修した後に塗装することで補修跡を見えなくすることは可能ですが、クリア塗装は補修跡がそのまま跡が残ってしまうので、見栄えが非常に悪くなります。
チョーキング現象を起こしている外壁はチョーキングの粉がクリア塗装に混ざり白っぽい仕上がりになる可能性があります。
外壁塗装を行う時期の一般的な目安は築8年~10年後と言われていますが、クリア塗装を検討している場合は一般的な目安よりも早めに施工するように計画をしましょう。
クリア塗料を弾く外壁
光触媒・無機・フッ素などで加工をした外壁には、クリア塗料を塗ることはできません。
光触媒機能(日光で汚れを浮かせる)や親水性機能(雨水で汚れを流れ落とす)がついた塗料で塗装を行った外壁は、クリア塗料を塗装しても弾いて剥がれなどの施工不良の原因となるため、クリア塗料による塗装は適していません。
クリア塗料について
種類
外壁塗装用の塗料は、アクリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料と含まれる樹脂成分によって4段階のグレードに分かれています。顔料が含まれないというだけで、この4段階のグレードがあることに変わりはありません。
クリア塗料に含まれる樹脂成分の違いは、塗料の耐久性や費用に影響するので、業者からの見積にどの樹脂成分が含まれたクリア塗料であるかを確認しましょう。もし書かれていないのであれば問い合わせましょう。
上記の樹脂成分以外にも、シリコン変性樹脂塗料クリアや、無機コーティングクリア塗料、フッ素樹脂よりさらに耐久性が高いものなどがありますので希望によって外壁塗装業者に相談しましょう。
耐用年数
クリア塗料の耐用年数は以下の通りです。
・アクリル系クリア塗料:耐用年数8年程度
・ウレタン系クリア塗料:耐用年数8年~10年
・シリコン系クリア塗料:耐用年数10年~12年
・フッ素系クリア塗料:耐用年数15年程度
耐用年数と費用は比例しています。今後塗装をする住宅で何年暮らすのか、家自体の築年数や掛けられる費用など、専門家に相談しながら計画を進めましょう。
艶の有無
クリア塗料にも艶の有無を選択できます。艶ありのクリア塗料を選ぶと光を反射し、新築のような艶のある仕上がりになります。
一方で艶感のある仕上がりよりも落ち着いた仕上がりが希望の場合は、艶のないマットなクリア塗料を選びましょう。
また、塗料によっては艶あり・なしの中間ともいえる3分ツヤの指定が可能です。3分艶とは、艶ありを100%とした場合の30%ほどの艶感のこと。艶とマットの中間くらいの感じで、太陽が当たると少しだけ艶を感じられる程度です。
艶感は少しあった方が良いけれどあまりツヤツヤになるのは好みではない方におすすめです。
まとめ
クリア塗料は外壁にきれいなツヤを持たせ、外壁のデザインを残すことができるため、好んで選ぶ方も多い塗料です。
しかし、外壁によってはクリア塗料ではなく、色付きの塗料で保護した方が見栄えがよくなることや、クリア塗料と相性が悪かったりすることもあるなど、制限やデメリットもあります。
正確な知識や診断のもと、クリア塗装をして、より一層魅力的なご自宅を作りましょう。
カテゴリ:塗装工事
2024年1月22日
軒天メンテナンスの重要性
軒天はどのような住宅にもあり、大切なお住まいを守る重要な働きをしています。しかし、あまり目立つ箇所ではないため、メンテナンスがおろそかになりがちです。
軒天が劣化してしまうと住宅にも様々なトラブルが起きます。今回は軒天のメンテナンスの重要性についてご紹介していきます。
軒天とは
軒天とは屋根の出っ張った部分の裏側のことをいいます。外壁と屋根以外の部分を付帯部と呼び、軒天も付帯部になります。
「軒」…屋根の端にある、建物の外に出ている部分
「軒下」…軒の下に位置するバルコニーなどの空間
「軒先」…軒の先
バルコニー・ベランダの裏側も同様に軒天と呼ばれます。
軒天の役割
美観の向上
屋根の裏側に軒天を張る事で野地板や垂木などの屋根の構造部分を隠し、住宅の見た目をスッキリと見せます。和風住宅の中には軒天張付後に化粧垂木を取り付け、意匠性を高めている住宅もあります。
延焼防止
ご自宅や隣家から火災が起きてしまった場合、軒天がないと火が屋根裏まですぐに回ってしまいます。
そのため、最近の住宅では基本的に軒天には不燃材を使用しており、もし火事が起きた時でも被害拡大を防ぐ効果があります。
外壁の劣化防止
軒の出が長いと、雨水の吹き込みや太陽光を遮り、外壁材の劣化を防ぐことが出来ます。軒天の無い住宅はスタイリッシュで見た目が良いのですが、雨水が当たりやすいため外壁材の経年劣化や雨垂れによる汚れに注意が必要です。
軒天のメンテナンスの仕方
・塗装
軒天が塗装されている場合は、外壁と同様、年月が経てば劣化し、チョーキング現象が発生し、防水機能も失われていきます。
塗膜が劣化したまま放置していると、苔や藻の発生に繋がり、塗膜が剥がれ表面がボロボロになってしまいます。
軒天の表面がボロボロの場合には、軒天の塗膜が剥がれてしまっているため、塗装を行いましょう。
・交換
軒天の劣化状態が深刻化している場合、軒天材自体がささくれのようになってしまう場合があります。
特に木材の軒天によくみられる劣化症状で、軒天材が剥がれたり、穴が開くことがあります。このような劣化症状がある場合は軒天材自体の交換が必要になります。
メンテナンスをしないと…
小動物が入り込む
軒天が剥がれたり、穴が開いたりするとそこから小動物が侵入し、巣を作ってしまいます。屋根裏では、ダニやノミ、寄生虫を持ち込んだ小動物、糞尿などにより健康被害にまで発展します。
その小動物が鳥類で、巣の中に卵やヒナがいた場合は撤去できません。
鳥獣を捕獲・殺傷したり、鳥類の卵を採取・損傷したりすることは、鳥獣保護法の8条で禁止されています。
健康被害や法律違反など、大事になってしまうので、軒天に穴が開くまで劣化を放置するのはやめておきましょう。
雨漏り、カビの繁殖
雨漏りが原因の場合、軒天のみが腐ると思う方も多いかと存じますが、雨漏りは伝染します。軒天だけと思って放置していたら、軒天から内部に伝わり、外壁の木材まで腐っていたことも…。
そのため、雨漏りを放置すると、家の存続に関わるまで発展してしまうのです。また、耐震性能も低くなりますので、地震被害はもちろんのこと、家の資産価値まで下がってしまいます。
まとめ
軒天のメンテナンスを放置していると状態が深刻化し、軒天材自体の交換も必要になります。劣化状態が深刻化する前に専門の業者に点検を依頼し見てもらうようにしましょう。外壁塗装に合わせて軒天の耐久性が気になる方はお気軽にご相談ください。
カテゴリ:塗装工事
2024年1月18日
劣化を残したまま塗装をするリスク
外壁は大切なお家を守るために日々紫外線や雨風に晒されています。そして時間が経つと色褪せやクラックが発生し、外壁がどんどん劣化していきます。そのため、外壁塗装によるメンテナンスは非常に重要です。
しかし、劣化を補修しないまま上から塗料を塗ってしまうと様々な不具合が起こります。今回は補修をしないまま外壁塗装をするリスクについてご紹介していきたいと思います。
経年劣化
外壁塗装の劣化をそのまま放置すると、着実に進行します。外壁塗装は、一度劣化し始めると元に戻ることは絶対にありません。また、塗料自体の耐用年数が過ぎていたり、内部に劣化が生じたりと、目に見えない部分の劣化もあります。
美観の損失
外壁塗装が剥がれると見た目が悪くなります。紫外線や雨風などの影響を受けると、塗装が色褪せたり、塗膜が剥がれてしまうことは避けられません。
クラック、剥がれ、へこみ
外壁のクラック、剥がれ、へこみは地震や車の振動、台風や地震などの影響で起こります。このまま放置しておくと住宅の寿命が縮まり、後々の天災の影響を受けやすくなります。
コーキングの傷み
目地のコーキングにひび割れができている場合、雨が降るとその隙間から雨水が侵入する可能性があります。雨水が住宅内に侵入することで家の寿命が短くなってしまいます。
劣化を放置したまま塗装するリスク
損傷や不具合箇所を残して塗装するのも、当然塗装の耐久性が落ちてしまい、以下のようなリスクが伴います。
・すぐに塗装が剥がれる
・損傷の被害が広がる
・再工事を行うことになり、費用がかかる
劣化を補修せずに外壁塗装をすると、さらに被害が広がり、再工事になる可能性もあり、費用もかかります。被害が広がって雨漏りを引き起こすこともないとは言えませんので、まだ損傷も軽い時に適切な修理をすることが大切です。
塗装前に必要な劣化補修工事
塗装前に必要な補修工事は以下の工事があります。
下地処理
下地処理には高圧洗浄、ケレンなどがあります。劣化が進んでいると下地が傷んでいるため、塗装が密着しやすくなるように、外壁についている汚れを落としたり、錆びている箇所はケレンで削って綺麗にするといった下地調整が必要です。
塗装は下地に密着していなければすぐに剥がれてしまうため、どんなにグレードの高い塗料を使っても意味がありません。下地処理を適切に行なわれているか確認しておきましょう。
コーキング
コーキングは建物の防水性や気密性を保つための充填材で、太陽の紫外線や風雨などで経年劣化し、ひび割れなどの劣化症状が出てきます。
コーキングが劣化すると雨水が入りやすくなり、雨漏りの原因になりますので、定期的に打ち直す必要があります。
業者の選び方
外壁塗装業者のなかには悪質な業者も存在します。多くの業者はきちんと工事を行ってくれますが、中には手抜き工事をする業者もいます。
そんな悪質業者に外壁塗装を依頼しないように、業者選びについてのポイントをまとめました。
・相見積もりをとる
・知り合いからの紹介
・診断をせずに見積もりを持ってくる業者には依頼しない
・素人にもわかりやすい言葉で説明してくれる
・インターネットの口コミやHPのお客様の声を見る
まずは候補となる業者を見つけ、HPを見たり、相見積もりをとりながら信頼できる業者か見極めましょう。
まとめ
外壁塗装はこれからも長く大切なお住まいをお使いいただくために大事なメンテナンス工事です。せっかく工事するのであれば、できる限り長持ちして欲しいですよね。
そのためには下地処理はもちろん、不具合を起こしているところも徹底的に直しておくことが大切です。
カテゴリ:塗装工事
2024年1月15日
別荘の外壁塗装
都会の喧騒と無縁の山や、時間によって変わる海の色、澄んだ空気が爽やかな高原、そんな場所でのんびり過ごす…そんなすてきな余暇を叶えてくれる別荘。『長期休暇や週末は別荘暮らし』なんて生活、憧れますよね。
しかし、別荘は老朽化しやすいということをご存じでしょうか?
今回は別荘の外壁メンテナンスについてご紹介していきます。
老朽化しやすい理由
別荘は通常の戸建住宅とは違い、自然の中に建っていたり、年間を通して人がいない期間がほとんどだったりします。日常と離れた環境でリフレッシュするには最適ですが、建物の劣化要因やリスクも住宅地とは違います。
海辺や水辺沿いにある別荘
海や水辺の近くで予想できるのが塩害です。塩害だけだと建物のメンテナンス周期を短くすれば被害を予防できるのですが、厄介なのが強風により砂も飛んでくることです。
砂浜の砂にも塩が含まれています。外壁や屋根についた砂をそのままにしておくと 外壁の劣化に繋がります。
山や森にある別荘
山奥や森の中は湿気が多いです。湿気が多いと外壁は色あせしやすくなり、カビも生えやすくなります。森の中ではコケやツタなどの植物が付きやすく、これも外壁を劣化させる原因になります。また、秋から冬にかけて大量の落ち葉にも悩まされる場合もあります。
高原にある別荘
高原は日差しが強く、紫外線の影響を受けやすい場所です。
標高が高くなると、空気も薄くなります。その結果、太陽光が散乱せず、そのまま届くようになり、紫外線も増えてしまいます。
紫外線の強い場所では、外壁の色あせが起きやすくなります。色あせは塗料の保護能力が落ちるので、外壁の劣化が早くなります。
別荘の外壁を長持ちさせるコツ
外壁素材
外壁に使う塗料の耐用年数によってメンテナンスを行う周期は大きく変動します。塗装だけでなく、外壁そのものの張り替えを行うことによって、より建物の耐久度が高まります。様々な素材があるため、立地や劣化状況に応じて適切な素材を選択しましょう。
塗装
定期的に塗り替え工事を行うことです。ひび割れなどの大きなトラブルが起きてしまうと、外壁の塗り替えだけでは対処できなくなってしまいます。
大きなトラブルに対処するためには大規模な工事が必要になるので、その分のコストもかかります。そのため、トラブルが大きくなる前に定期的に塗り替え工事を行って補修しましょう。
早めの掃除
次の滞在の時に…と後回しせず、早目に外壁の掃除を行いましょう。
いくら機能性に優れた塗料を使っていても、外壁が汚れた状態のまま放置していると本来の機能を発揮できません。
こまめに外壁表面の掃除をして、塗料の機能を活かすことのできる環境を維持することが、外壁を長期間守ることにつながります。
塗料の機能性を最大限発揮するためにも、できる範囲内で外壁の掃除をするのがおすすめです。
まとめ
街中にある一般的なお住まいよりも手がかかってしまうのが別荘です。頻繁に訪れるという方も、たまにしか訪れないという方も、街中の建物よりも早めのメンテナンスを心掛けてあげてください。
外壁塗装や屋根塗装といった塗り替えも街中の建物よりも早めの周期で行いましょう。メンテナンス時期を逃してしまうと、劣化が進み、取り返しのつかないことになりかねません。
所有している別荘が、築10年以上経過しているか、前回の外壁塗装から10年以上が経過している場合は塗り替えのサインですので、現地の業者に依頼して対策を講じるようにしましょう。